1本目無事ランディング後、また声をかけてくれてテイクオフへ。車の中は万国共通、グライダーもだが人もギュウギュウ。そしてワイワイお喋りしながら車は走る。今回の話題は上品にも「言葉」。なにせスペイン人、ベルギー人、日本人(私のみ）が乗車、やはり共通語は英語になるのだな。あぁしんどかった。しかしよく分からないなりに面白かった。狭い車内で身振り手振り話してくれるから　
またもや担ぎ上げ１５分、必死でついてった。テイクオフに着いてみたらさっきより風が強くなってる!?　「しばし待てっ」…待つのは慣れている。じゃんじゃん飛んでる人に手を振って待っていた。お写真は一緒にテイクオフに上がったベルギー人さん。街に着いた時にモーターで飛んでた人だった。いいなぁ～、スウィングのグライダー。私も次はスウィングにするんだっ頑張るぞっ！



のんびり待ってたら「おっ!?かかってる!!」ツリランですね…これまた万国共通だぁ　画面下右側に赤いグライダーが木にかかっているのが分かりますか？　ツリランのお話はまた次のブログで。





2本目もしばら～く待ってたら風がおちて、気持ちよ～く20分ほど飛べた。そしてランディング後、ちょっとした練習用の坂で遊んだ。あいぷ～も久々に立ち上げ練習。初のエレっち(あいぷ～のグライダー･レディンちゃんよりはちょっと難しいのだ）相手になかなかな捌きを見せてくれた。残念ながらランチの時間があったので、1回のみの練習。もっとしたかったね　グランドハンドリング(地上練習)も大好き姉妹なのだ。

噂に聞いていた牧場ランディング。
噂に聞いていた牛さんのうんこちゃんランディング…　ふんじゃった
ちなみに手前左の緑の部分がランディング。

それにしてもしかし面白かったのが牛さんの視線。対地高度残すところ30～40ｍくらいって辺りで牛さんの視線を感じた。ちゃんと牛さんこっちを意識してるのねっ!?　「モ～ッ、ω○§α×∬△ψΩ…（訳：もぉっ、また降りてきよったでぇ）」って感じだった。


お母さんのタンデムランディング。そこそこ風があって、とってもスムーズなランディングだった。風がないともの凄い速度に感じるので、私もパラやってながらタンデムで砂煙あげて転んだことがある。パイロットさん、すみません。だから空中から足を動かしておくように妹と私から告げられたお母さんが空中でパタパタしながら降りてきたのがちょっと面白かった。

緊張のテイクオフ、どこのエリアでも1本目は特に緊張します　何度もバタバタしてしまったあ～あ、普段はもう少しマシなんですっ　しかしついにテイクオフ　飛んでしまうとそれはそれは安定してて、景色が良くて、最高な気分でした






→どうです!?　わたくしの勇姿　マイグライダー、エレっちを連れて来て本当に良かった　だってエレっちを連れてくと、それだけで20ｋｇだかんね。今回は飛行機の制限が30ｋｇだったので、服はスポーツバック預けられただけマシだけどね。









私のテイクオフの後で、お母さんがタンデム1番のり。（ちなみに2番お父さん、3番あいぷ～)　お母さんと空中で出会った。2004年5月、家族でハワイに行った時にはマウイ島モロキニでシュノーケリング初挑戦、そして今回はパラグライダー初挑戦。ごきげんさんでしたわ。
しかしパイロットさんも大変☆ただでも素人さん乗せて飛ぶのは大変やのに、飛んでる間中言葉がさっぱり通じないのだから。「ムイビエ～ン（めっちゃ素敵）」くらいしか言えなかったのでは？お母さん。



そしてまたまた初ものチャレンジ、空中撮影☆やってみたかったんだわさ。やったぜっ　私がブレイクコード(操縦するラインのこと)片手にまとめて飛べてしかも沈下しない安定度、それはそれは絶好のパラ日和　日頃の行いが良かったか!?　この写真は斜めになってしまったんではなく、左足を一生懸命上げてたから体重移動がかかり、右旋回に入ってしまってるんだろうな。

1日しか予定が組めなかった今回、その日が「この2ヶ月で一番いい日」と現地の人が言う日に当たって超ウルトラスーパースペシャルラッキーだった 続きを読む

街を離れて5分ほど走ると…飛んでるぅ～っ!!　よく見るとモーターパラだが、飛んでいる！　私の血圧は一気に上昇すでにかなりの興奮状態。だってパラの予定はこの1日だけだったから余計ねっ！

エリアに着いたらダミーが出た。とりあえず上がってみたいという私のワガママでテイクオフへ。久々に担ぎ上げ、エレっち（マイパラ）重いねんっ！　しかし素敵な雰囲気だ！
必死で歩いているのだが、絶対コンパスの差のせいだっ☆遅れが大きくなっていく。道が分からないので、それ以上遅れをとらない為に残り3分の1ほどの距離をクリスチャンがグライダーを担いでくれた。重ね重ねすみません。



15分ほど歩いてテイクオフ到着！　う～ん、なんて素晴らしい景色っ　そしてなかなか素敵な風が吹いていた。これは飛べるかもしれないっ 続きを読む

前夜クリスチャンがパラの人に電話で確認してくれた時、ホテルの周りは吹雪いていた。「天気が回復しても風が強いだろう」という話だった。かなり諦めモードだったが、朝目覚めてみるとスバラシイ快晴　朝食を済ませてホテルを後にした。きっと昨夜まで雪が降った晴天の今日は、ゲレンデも素敵なんだろうなぁ…ちょっと後ろ髪引かれながらフライトの地「ベルガ」へ。
ベルガの街に着いて案内所へ行った。クリスチャンが聞いてくれてる間、父と私はふらふらそばのお店のウィンドウを覗いていた…。父はともかく、私が飛びたい×5って言ってるくせにぃっ、いけませんっ　クリスチャン、ほんとありがとねっ

ベルガの街はこじんまりとしていたが、素敵だった。スペインは車1台が通れる程度の幅の狭い道が多いなぁ。S字クランクが苦手な人は絶対運転できないであろう。そんな道の両側に素晴らしい建物達。これは運転を考えず、景色を見ることに専念するのが最高であろう